ドラッグやってる友達から子供が誘われる?守る方法は?

薬物トピックス

こんにちは。

日本薬物対策協会講師のまっつんです。

私達は小学校から高校、そしてPTAの方々へ薬物乱用防止講演を日々行っています。

ドラッグをやるきっかけは友達から?

近年子どもたちのドラッグ入手方法として「友達から」という声をよく耳にします。

ドラッグの中でも20歳未満の乱用が増えている大麻では危険性を軽視する情報の出どころとして、「知人、友人」からが全体の45.1%を占めています。

出典:「薬物乱用のない社会を」 (警察庁 https://www.npa.go.jp/bureau/sosikihanzai/yakubutujyuki/yakubutu/nodrug.pdf)

なかでも20歳未満では、

過半数が友人・知人から薬物の危険性の軽視につながる情報を得ていることが分かります。

PTA向けの講演で、この事実をお伝えすると保護者の方々はビックリされます。

子どもたちはドラッグに対する正しい知識がないため、友達に誘われるがまま手を出してしまいます。

 

「危険なもの」という認識がないのです。

 

その一度の使用で薬物がやめられなくなり、人生を台無しにしてしまうのです。

我が子がそんな目に合うかも知れないと思うとぞっとしますよね。

では、どうやって回避できるのでしょうか?

ドラッグやってる友達はどのように誘ってくるのか?

実際、ドラッグ経験者からどのように誘われたのか聞いてみました。

「みんなやってるから」「一度くらい大丈夫」

「体に悪くないよ」「経験してみるのはありだよ」

と誘われたと言っています。

正しいドラッグの知識がなかったため、興味もあってその人たちは使ってしまったと言います。

その後のその人たちの人生は

ドラッグをやっているかドラッグを手に入れることしか考えられなかったと言います。

 

ドラッグなしでは生きていけなくなってしまうのです。

子供がドラッグに誘われる前にやれることとは?

ドラッグをすすめてくる友達はまず、本当の友達とはいえないでしょう。

お金が関係しているかも知れません。

ドラッグの売人はお金のためなら何でもすると証言しています。

 

相手の人生などどうでもいいのです。

 

ドラッグに誘われる前に、子供にあらかじめ次のように伝えておきましょう。

 

自分は興味がないことをハッキリと伝えることです。

 

「今日はやめとく」など、少しでも興味がある発言をしてしまうと必ずまた誘ってきます。

興味がないと伝えても強引に誘われたらその場から逃げましょう。

部屋や密室に誘われてしまった場合、逃げるのが困難になります。

行かないようにするのが一番ですが、行ってしまった時は「用事ができた」と言ってその場からすぐに離れるようにしましょう。

 

断る時の大事なポイントは

「相手を否定しない」ことです。

ドラッグをやってる友達は危険です。何をするかわかりません。

 

子供本人もドラッグの危険性を知っていれば、誘惑に負けて手を出すことはないはずです。

SNSでも注意!

近年、若者の間ではSNSを利用してドラッグを売買するケースが増えています。

SNSで「頭がよくなる」「ストレス解消」「ダイエット」

あたかも違法薬物ではないように売られています。

未成年者が知らずに購入してしまうケースが問題視されています。

保護者の知らないところで、取引が行われているのです。

ドラッグ乱用を防止するには正しい知識が必要

ドラッグ乱用を続けていれば、

本人の意思ではやめることができなくなります。

一時的にやめられてもまた何かのきっかけで乱用してしまうのです。

元の生活に戻ることはかなり難しくなります。

薬物講演前のアンケートで「ドラッグに興味がある」と答えた生徒も

講演後は「こんなに危険なものだとは知らなかった」「手を出さない」に変わります。

 

ドラッグは問題にしかなりません。

 

創造力と思考力を破壊します。

そして

人生と家族を破壊します。

 

ドラッグについての正しい知識を知ることで自分の意志でドラッグとは関係のない生活を選ぶことができます。

 

日本薬物対策協会は全国どこへでも、講演に行かせてもらいます。

未来の子供たちを守るため、ドラッグについての正しい知識を伝えています。

少人数からの依頼も受け付けていますので

ぜひ、お気軽にご相談ください。

私たちの活動


「日本薬物対策協会」は、2008年より本格的に教育活動を開始し、首都圏を中心とした学校や地域にて薬物乱用防止講演を提供してきました。

これまでに14万人以上の生徒や保護者、教育者などへ薬物の真実に関する情報を伝えてきており、活動エリアは現在、日本全国に広がっています。

活動はすべてボランティアで行っており、活動が拡張していくにつれ、自分たちだけで費用をまかなうことが難しくなってきています。

子どもたちを薬物から守るため、サポーターも募集しております。

| 日本薬物対策協会
日本薬物対策協会は米国に本部を置く非営利団体です。 「薬物のない世界のための財団」の日本支部。 2008年より本格的に教育活動を開始し、首都圏を中心とした学校や地域にて薬物乱用防止講演を提供してきました。 これまで14万...

未来の日本を担う子どもたちを守り、「薬物のない日本」をつくります。

講演に関するご相談・お問い合わせは、以下までお気軽にお問い合わせください。

問い合わせ・講演依頼フォーム

その他、ご意見は下記メールにてお願いします。
info@drugfreeworld.jp

近年の講演実績

各地の学校や団体様からご依頼をいただいて提供した講演実績をご紹介します。

この数をさらに増やしていくことで、薬物のない日本を。

そんな思いで今日も活動を続けています。

【2021年度】

小学校 11校
中学校 20校
高校  3校
大人  2件

【2022年度4月~3月】
小学校 8校      941人
中学校 26校   5707人
高校    9校      3611人
大人    4件      82人
計       47講演 10341人

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