日本薬物対策協会

中学生150人が薬物にNO!生きることにYES!


SNSでシェア

講演報告

こんにちは。

日本薬物対策協会のチャッツです。
私たちは小、中、高校、PTAの方々に日々、薬物乱用防止講演を行なったり学校へ資料提供などをしております。
2023年4月19日(水)
東京都内の中学校3年生150人に
「薬物の真実を知ろう」をテーマに講演させていただきました。

私が講師になった経緯を、まずお話させていただきます。

私は大阪出身のごく普通の子でした。
10代の頃は薬物と触れることは全くない人生だったのが、20代からガラッと環境が変わり、薬物のことを聞くようになりました。
大阪のアメリカ村で脱法ハーブ(現在の危険ドラック)店ができたり、さらに「マリファナ」「スピード」「LSD」という言葉を知り合いから聞くようになりました。
私は子どもの頃から「シンナーはダメ」「覚醒剤は本当に怖い」というのは知ってたのですが、どんどん変わる薬物業界なので新しい情報は知らず、「この薬物は大丈夫」という言葉を真に受けて、脱法ハーブやマリファナをやってる友人を放置していました。
ただ薬物をきっかけに、人生がおかしくなっているなというのは感じていました。
月日が経ち自分が母になった時に、「自分の子どもには薬物に関わってほしくない!」
そして「自分の子どもだけではなく日本の子どもたちみんな薬物に関わってほしくない!」
と感じるようになり、日本薬物対策協会のお手伝いをしようと思い講師になりました。

講演の様子

当協会の講演では、子どもたちにわかりやすく、元薬物使用者のインタビュー動画も織り交ぜています。
今回の講演でも子どもたちは、食い入るように動画を真剣に見ていました。
薬物の危険性について話をすると、辛そうに顔をゆがめたり、
MDMAの説明では「みんなの小指の爪くらいの大きさだよ。」
と話すと、自分の小指を見て驚いていました。
MDMAは一見、薬物とは思えないような可愛らしいキャラクターの模様がついたお菓子に見えるので、「これ、あげるよ。」ともし知人から勧められたら、もらってしまうと思うという言う子どもたちは多いです。
私たちの講演の終わりには子どもたちに必ず、言ってもらうことがあります。
「薬物にNO!生きることにYES !」と約束してもらいます。
講演後には代表の生徒さんが、感想を話してくれました。

「元薬物使用者のインタビューは有害性がとてもよくわかり、本当に薬物はダメなんだと思いました。薬物を摂らない人生にしていこうと思います。」と力強く宣言してくれました!

薬物を使用してしまった人たちの多くは、薬物の真実を最初から知っていれば摂らなかった」と言っています。
私たちは薬物の真実を伝えることにより、薬物を摂らない選択ができる子どもたちを増やしていくため活動しています。
全国どこへでも薬物乱用防止講演を行います。

私たちの活動


「日本薬物対策協会」は、2008年より本格的に教育活動を開始し、首都圏を中心とした学校や地域にて薬物乱用防止講演を提供してきました。

これまでに14万人以上の生徒や保護者、教育者などへ薬物の真実に関する情報を伝えてきており、活動エリアは現在、日本全国に広がっています。

活動はすべてボランティアで行っており、活動が拡張していくにつれ、自分たちだけで費用をまかなうことが難しくなってきています。

子どもたちを薬物から守るため、サポーターも募集しております。

http://drugfreeworld.info/dn/

未来の日本を担う子どもたちを守り、「薬物のない日本」をつくります。

講演に関するご相談・お問い合わせは、以下までお気軽にお問い合わせください。

https://drugfreeworld.info/contact

その他、ご意見は下記メールにてお願いします。
info@drugfreeworld.jp

近年の講演実績

各地の学校や団体様からご依頼をいただいて提供した講演実績をご紹介します。

この数をさらに増やしていくことで、薬物のない日本を。

そんな思いで今日も活動を続けています。

【2021年度】

小学校 11校
中学校 20校
高校  3校
大人  2件

【2022年度4月~3月】
小学校 8校      941人
中学校 26校   5707人
高校    9校      3611人
大人    4件      82人
計       47講演 10341人

SNSでシェア