「本当に怖いと思った。」薬物の真実に驚愕する子どもたち

講演報告

こんにちは。

日本薬物対策協会の講師のヨッシーです。
初めて書かせていただきます!よろしくお願いいたします。

私たちは小、中、高校、PTAの方々に日々、薬物乱用防止講演を行なったり学校へ資料提供をしたりしております。

先日、
東京都内の中学校2年生97人に
「薬物の真実を知ろう」をテーマに講演させていただきました。

講演レポート

講師になったきっかけ

私は薬物経験者が周りに多く、その人たちの言動を実際に見てきています。
その人たちが薬物を摂っておかしくなったり、人生が薬物でどんどん堕ちていくのを目の当たりにしています。
その状況を自分はどうにかしたいとずっと思っていましたが、何をやればよいのか分かりませんでした。
その葛藤を知った知り合いが、協会の講師活動に誘ってくれたのをきっかけに講演を始め、薬物の本当のことを知ってる自分が伝えていくことに、とても意義と責任を感じています。

講演の様子

子ども達への講演の中で
「薬物の種類」を説明する時、
アッパー系(覚醒剤など)を摂るとどうなるか、ダウナー系(大麻など)を摂るとどうなるかを生徒が理解しやすいように、演技を交えて話すと、とても興味を持って聞いてくれます。
この演技は、実際に自分の周りの人達の様子をまねたものです。
今回の講演でも、分かりやすくシンプルにはしているものの、「尋常でない」様子を子ども達が感じ取って、それまで「薬物は自分には関係ない」と思っていた様子の子ども達でも、「薬物って何だろう」とその後は集中して講演を聞いてくれました。

その後、薬物を摂取して人生をダメにしてしまった友人の話をしました。

「学校の仲間でクラブを借りてパーティーの時、薬物を使用していた。その最中に先輩が仲間をナイフで刺してしまった。刺してしまった先輩は殺したと勘違いしてそのまま外に走り出して海の近くだった為、海に飛び込んで自殺した。」という話です。
この話はかなり強烈です。
「薬物をやると嫌なことを忘れられる」「みんなで薬物をやると楽しい」と思って始めた薬物が、彼の人生を終わらせてしまったのです。

私は「この人は人を刺したかったのかな?
パーティーのあと自殺したかったのかな?違うよね?
楽しみたかったんだよね?
皆んなで楽しもうと思ったんだよね?
・・・薬物がそういった考えに影響を与えるんです。
薬物にコントロールされてしまうんだ。
それだけ薬物は人に影響を与える怖いものです。」
と伝えると、子ども達はしーんとなって聞いていました。

講演後の生徒と先生からの声

そして、講演の終わりに子どもたちと一緒に
「薬物にNO!生きることにYES !」
と、宣誓しました。
みんな元気よく「NO!」と「YES!」と叫んでくれました。

最後に代表で話してくれた生徒は、
「本当に怖いと思った。友達などにも薬物をやらないように言おうと思う。」
と力強く話してくれました!

担当の先生方からも、
「とてもリアリティがあって、引き込まれる様に聞いてしまいました。
生徒も大変よく聞いていました。」
と言っていただけました。

薬物を使用してしまった人たちの多くは、薬物の真実を最初から知っていれば、摂らなかったと言っています。私の薬物を摂っていた友人の中にも、そう断言している人がいます。

私たちは薬物の真実を伝えることにより、薬物を摂らない選択ができる子どもたちを増やしていくため活動しています。

全国どこへでも薬物乱用防止講演を行います。

ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

私たちの活動


「日本薬物対策協会」は、2008年より本格的に教育活動を開始し、首都圏を中心とした学校や地域にて薬物乱用防止講演を提供してきました。

これまでに14万人以上の生徒や保護者、教育者などへ薬物の真実に関する情報を伝えてきており、活動エリアは現在、日本全国に広がっています。

活動はすべてボランティアで行っており、活動が拡張していくにつれ、自分たちだけで費用をまかなうことが難しくなってきています。

子どもたちを薬物から守るため、サポーターも募集しております。

| 日本薬物対策協会
日本薬物対策協会は米国に本部を置く非営利団体です。 「薬物のない世界のための財団」の日本支部。 2008年より本格的に教育活動を開始し、首都圏を中心とした学校や地域にて薬物乱用防止講演を提供してきました。 これまで14万...

未来の日本を担う子どもたちを守り、「薬物のない日本」をつくります。

講演に関するご相談・お問い合わせは、以下までお気軽にお問い合わせください。

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その他、ご意見は下記メールにてお願いします。
info@drugfreeworld.jp

近年の講演実績

各地の学校や団体様からご依頼をいただいて提供した講演実績をご紹介します。

この数をさらに増やしていくことで、薬物のない日本を。

そんな思いで今日も活動を続けています。

【2021年度】

小学校 11校
中学校 20校
高校  3校
大人  2件

【2022年度4月~3月】
小学校 8校      941人
中学校 26校   5707人
高校    9校      3611人
大人    4件      82人
計       47講演 10341人

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